当社は、「GIS:地理情報システム」に関する技術力の強化、最新技術動向のキャッチアップや、関連情報の収集などを目的に「地理情報システム学会(GIS学会)」に参加しています。
先日、GIS学会の「IoT×GIS分科会」において、「IoTからスマートシティーへの取り組み」をテーマに分科会が開催されました。
当社は、本分科会にて、慶應義塾大学との共同研究で取り組んでいる「次世代まちづくりにおける環境センシング~SDGsの実現に向けて~」をテーマに、たまプラーザ(神奈川県横浜市青葉区)での取り組みについて、慶應義塾大学 SFC研究所の厳研究室と共同でオンラインで講演を行いました。
GIS学会:IoT×GIS分科会 開催概要
日時 |
2020年10月9日(金) |
開催方法 |
オンライン開催 |
特別講演
講演タイトル |
都市システムデザインのための統合GISプラットフォームについて |
講演概要 |
スマート社会における建築、交通、人間行動の変化に対応する都市システムデザインに関連して、ビックデータを活用する解析や、各種3Dデザインシナリオのパフォーマンスをシミュレーション評価に関する研究のご紹介。
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講演者 |
国立環境研究所・地球環境研究センター 主席研究員 山形 与志樹 様 |
講演者 略歴 |
東京大学 教養学部 卒業。
国立環境研究所グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)の国際オフィス代表として、IPCCでは都市システム担当代表執筆者をつとめる。
都市レジリエンス、気候変動対策(緩和・適応)、空間的ビックデータ解析、スマートシティーの都市システムデザインに関する書籍を出版。
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アドソル日進の、活動報告概要
講演タイトル |
次世代まちづくりにおける環境センシング~SDGsの実現に向けて~ |
講演者 |
アドソル日進株式会社
IoTソリューション本部 デジタル・イノベーション事業部 事業部長
村上佳史
慶應義塾大学 SFC研究室
厳 網林 教授 |
講演概要 |
郊外の住宅地では、「次世代のまちづくり」にむけて、さまざまな課題を抱えられています。
その一例として、横浜市青葉区のたまプラーザ駅周辺では「大規模団地の老朽化」「街の担い手」「人口減少・高齢化」といった課題が上がっています。
「GIS:地理情報システム」に関する共同研究を行っているアドソル日進と、慶應義塾大学 SFC研究所 厳研究室は、たまプラーザ駅周辺での課題に、共同研究のテーマである「IoTプラットフォーム」や「サイバーフィジカルシステム」などのICTテクノロジーで貢献することを目的に、実証実験を進めています。
本講演では、たまプラーザ駅周辺での取り組みや実証実験の概要、新たに浮かび上がった課題などについて、「次世代まちづくりにおける環境センシング~SDGsの実現に向けて~」をテーマに、たまプラーザ駅周辺での取り組みを、慶應義塾大学 SFC研究所の厳研究室と、共同で講演を行いました。
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ご参考
【GIS:地理情報システム SUNMAP 】 ウェブサイトは、
こちらからご覧ください。
【GIS:地理情報システム SUNMAP】の取り組み