uS1GMA(ユーシグマ)は、IoT技術でヒトやモノの位置情報を収集・活用し、現場変革をサポートするソリューションです。
IoTデバイスを活用し、工場や倉庫内の作業員の居場所や作業状況(ヒトの情報)、製品や材料の在庫の所在地(モノの情報)を見える化・分析することで、管理業務を飛躍的に効率化し、現場業務の改善・変革を支援します。
企業が抱える経営課題とカーボンニュートラル実現に向けての取り組み
uS1GMAは、「製造」「生産管理」「拠点管理」等の現場情報をリアルタイムでデジタル化、基幹システムと連携することによりデータドリブンで迅速な経営判断を支援。
生産性向上やCO2削減などの経営課題解決と企業のDX・GX化を実現します。
人やモノのデータの見える化・分析機能搭載のuS1GMAと、基幹システムとの連携で、製造・物流工程全体のエネルギー最適化によりカーボンニュートラル実現をサポートします。
組織レイヤーごとの課題とuS1GMAを活用した解決策
経営層
人手不足や原材料の高騰の中、少人数で効率よく高品質な製造を継続しなければ企業競争で生き残れない...
業務のオペレーションデータを収集・分析することで無駄な作業や改善点を明らかにし、最適な人員配置や投資判断を支援します。
カーボンニュートラル実現のためのカーボンプライシングに対応するために、全工程のCO2排出量の管理・削減が必要...
エネルギーマネージメントに加え、管理不十分なヒトやモノの動線データを見える化・分析することで、企業全体のエネルギー最適化を実現します。
DX推進部門
ヒト・モノが多く関わる工程(組立工程、置場管理など)がブラックボックス化しており、現場状況が把握できない...
所在や動線データを収集・分析することで現場状況を正確に把握することが出来ます。また、フレームワークを用いて適切なKPIを設定することが可能です。
現場の業務状況をリアルタイムで把握できていないことにより、問題が発生した時に即時対応が出来ない...
ヒト・モノの状況を常に収集・見える化することで、問題への即時処置と未然防止が可能です。更にデータ分析により原因を特定し、根本的な現場改善に繋がります。
現場
在庫や様々な部材があらゆる場所に点在しているため、確認や管理に時間が掛かり、業務遅延や残業に繋がってしまう...
モノにタグを設置し、デバイスで位置情報を表示することで、探索時間や管理工数の削減など業務効率向上に繋がります。
ピッキングや製造工程で、作業がマニュアル通りなのか、そもそもマニュアルが適切であるのか、工数を把握・分析するには膨大な時間と労力がかかる...
作業員にタグを持たせ行動データを収集し、作業データの再生・コマ送り・倍速再生など動画と同じような使用感で簡単かつ短時間で作業分析が可能です。
uS1GMAの特徴
IoT技術におけるアドソル日進の強み
アドソル日進は、IoTに関する独自の技術(屋内測位技術)について、複数の特許を取得しています。
●特許第7327962号(作業監視装置、作業監視システム、作業監視方法、およびプログラム)
●特許第7370148号(位置特定装置、移動器、位地特定システム、位置特定方法およびプログラム)
●特許第7370149号(位置特定装置、位置特定システム、位置特定方法およびプログラム)
- 導入メリット
uS1GMAは工場や倉庫のほか、プラント、病院、オフィスビル、ショッピングモールなど、幅広い業界・業種の大型施設における現場変革DX・GXに貢献します。
uS1GMAが選ばれる"4つ"の理由
① | 屋内外の位置データをシームレスに見える化 | 工場や倉庫などの屋内だけではなく、駐車場や道路といった屋外のデータまで収集・分析することが可能です。 |
② | ヒト・モノの位置データをリアルタイムに処理 | 収集したデータは、リアルタイムで管理者画面上に表示されるため、緊急事態が発生した場合も即時対応が可能です。 |
③ | 動線・ヒートマップ・エリア滞在グラフなどの簡易分析機能の標準搭載 | 動的データを様々な観点から分析することで、作業場全体の動きを把握し、作業工程の見直しや、置き場の適正化に活用することが可能です。 |
④ | 長期間にわたって位置データを蓄積(大容量) | データは1年以上保管可能なため、長期間にわたる傾向の分析(滞留箇所、人毎の移動速度・距離の差異)に役立ちます。 |
uS1GMAで"3つ"の業務改善
uS1GMAは下記の3つに関する管理業務を飛躍的に効率化し、あらゆる課題を解決します。
①安全管理
(エリア検知によるアラート・安全管理)
人が指定した立入禁止区域に無許可で侵入した場合や、トイレなど同じ場所に長時間滞在している場合に、管理者へアラートを通知することで、不慮の事故や災難から作業員を守ります。
②作業分析
(作業員の動線分析・見える化)
作業員の工程滞在時間や移動履歴の予実績を比較することで、作業のムダが明らかとなり、作業効率改善に繋がります。
③在庫所在管理
(在庫や部品の置場管理)
製品在庫・中間在庫・部品などのあらゆる物品の所在を管理することで、モノの探索時間と管理業務を大幅に削減し、更に作業スペースを確保することが可能です。
マルチデバイス対応
uS1GMAは屋内外問わずRFIDやUbisense、Quuppa、GPSなどの多種多様なデバイスと連携し、様々なデータを収集することが可能です。
さらに、位置測位デバイスのみならず、パトライトや映像カメラなどの現場に設置されている機器にも対応しています(カスタマイズ対応)。
●パトライトと連携させることで、人が進入禁止エリアに侵入した場合にパトライトが点滅し、危険を知らせることで現場の安全を強化します。
●映像カメラと連携させることで、タグを持っている人数とカメラ映像に映っている人数(カメラ映像の人数はAIで検知)を比較し、数が一致しない場合は不審者がいることを検知・アラートを通知することで、現場の防犯対策の一環として活用が可能です。
また、作業分析アプリケーションと映像カメラを連携することで、より具体的な作業内容と工数を把握することが可能です。
- 製品詳細
uS1GMAのポイント
Point① 業務別アプリケーション
製造・物流業において、"ヒト"と"モノ"の管理はとても重要ですが、データ測定や分析に膨大な作業工数がかかるため、システム上での管理が十分に行われていないという課題があります。
uS1GMAではヒトの行動分析には「作業分析アプリ」、モノの探索には「在庫所在管理アプリ」を用意。
今まで手間がかかっていた"ヒト"と"モノ"に関する管理業務の負荷を軽減し、生産性向上・作業コスト削減に寄与します。
また、必要に応じてオプションアプリを選択することで、システムを自社の業務に合わせて自由にカスタマイズすることが可能です。
作業分析アプリケーション
動画編集のようなインタラクティブな操作感
データ収集から分析まで膨大な工数がかかる「人の作業分析」をシステム化することで、正確な分析結果を表示し、業務効率アップを支援します。
収集した作業者の動線データは、自動再生、早送り、巻き戻し、再生スピード調整など、まるで動画を編集するような操作感で簡単に分析することが可能です。
また、どの作業者が、どのタイミングで、どこでどんな作業をしているのか、を直感的に捉えやすい4Wチャートに対応。
作業者の移動分析をサポートします。
主な対象部門
- ●工場などの生産管理部門 ●IT担当のDX推進部門
主要機能
- ●動線データの自動再生、再生スピードの調整 ●経過時間と累積移動距離の表示 ●4Wチャートでの時間経過と作業状態の記録
導入効果
- ●分析作業にかかる時間が最大85%改善※1 (例: 4時間から30分) ●SMKL※2で表すと2-a(ラインのデータ収集)から2&3-c(ラインと拠点全体の分析/レポート)にランクアップ
在庫所在管理アプリケーション
作業・状況に応じ必要な情報を組み合わせて表示
現場に置かれている大量の在庫や部品の中から、探している「モノ」の物理的な場所をピンポイントで表示し、探索に費やしていた手間と時間を大幅に削減します。
更に、作業内容や状況に応じて必要な情報を組み合わせて表示することができ、業務に合わせて画面を簡易カスタマイズすることが可能です。
uS1GMAは日本で唯一、光るタグ「Forte+」との連携も可能。「近くにあるはずなのに見つけられない」という在庫所在管理の「ラスト1m」を光る高精度デバイスとの連携で物理的にカバーし、モノを探す手間を解消します。
●デバイスの情報についてはこちら
主な対象部門
- ●倉庫などの入出庫管理部門
主要機能
- ●モノの登録・削除(1日あたり100回) ●伝票取り込み ●入出荷記録
導入効果
- ●モノの探索時間が最大80%改善※1 (例: 5分から1分) ●SMKL※2で表すと2-a(ラインのデータ収集)から2-d(ラインの改善/自動化)にランクアップ
※1: 導入効果は、お客様の業務・利用環境により異なります。
※2: SMKLとは製造業のDXをメジャメントするフレームワークです。
Point② 様々なシステムとの連携が可能
基幹システムや勤怠・入退管理、在庫管理などの業務システムのほか、IIJ社の「産業IoTセキュアリモートマネジメント(SRM)/Machinery」 や、シュナイダーエレクトリック社の「AVEVA™ Edge」など、様々なシステムとの連携が可能です。
連携システム及びアライアンス企業
Point③ オンプレミス・クラウド両方に対応
uS1GMAは、オンプレミス・クラウドのどちらにも対応しています。
お客様のご利用環境に合わせて構築することが可能です。
対応デバイス一覧
対応デバイスの一覧はこちらからご覧ください
販売パートナー企業
uS1GMAのパートナー企業様です。
SMKLのご紹介
SMKLとは、Smart Manufacturing Kaizen
Levelの略であり、専門知識を必要とせずに、工場のデータ活用度合(IoT化度合い)をレベル分けし、見える化する方法です。
このツールにより、現状のレベルを把握し、どこに向かって改善目標を設定するかが容易になります。
・ 「uS1GMA」は、アドソル日進株式会社の登録商標です(登録第6200959号)。
・ 本ページに記載の会社名、商品・サービスの名称等は、それぞれの会社の商号、登録商標又は商標です。
- 導入事例
東新工業株式会社(メッキ加工工場)
位置情報システムで置き場を管理、ライン投入遅延を防ぎ、稼働率低下を改善
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カタログは下記からダウンロードできます。
- 関連記事/コンテンツ
ニュース記事
- 2023年11月30日
- DX・GXに貢献!位置検知ソリューション「uS1GMA(ユーシグマ)」リニューアルのお知らせ
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